DIARY塾頭日記

2020 授業終了後 アルコール消毒をしています

政府の自粛要請から3週間近くがたとうとしています。

3/2の授業後、各学年の保護者の方々のご要望に答える形で授業を通常通り行うことを決めました。
ほぼ全員の生徒が元気よく通ってきてくれています。

風邪の症状がみられる生徒には念のため授業の出席を遠慮していただき、
入室時にはアルコール消毒、マスクの携行をお願いしています。

また、授業終了後には教室内の机、いすのアルコール消毒はもちろん、ドアノブ、コピー機、電話機等もしています。
そして、教室内の換気、湿度・室温管理を続けています。

塾への営業の方々の訪問をできるだけ4月以降にお願いし、
自分もできるだけ人混みを避け、外出しないよう心がけ、罹患のリスクを減らすように努めてきました。

しかし、この生活もだいぶ慣れてきた感がある一方、いつも以上に気を使っている分、疲れも出てきています。
一時は夜中に目が覚め、気がつけばコロナのことを考えていた時もありました。

桜が咲き始め、本格的な春を感じられると気分も変わってきますが、
コロナは収束したわけではなく、これから春期講習を行うので、気を緩めるわけにはいかないです。

中学3年生は受験に不可欠な内申点の決まる2学期期末テストまで残り8ヶ月、
小学6年生は入試まで残り9ヶ月。

学校が休みになったことによって、
意識の高い層はこの時間を無駄にせず、計画的にしっかり勉強をしてきていると思います。
やった生徒とやらなかった生徒のこの差は、受験までの残りの期間では埋まりにくいと考えます。

一方、大手塾では休講期間を春期講習前の期間に補講をすることで、
いつもより多い量をこなさなければならないため、消化不良を起こす生徒も出てくるでしょう。

我々としてはこの時期に1学期までの範囲(シリーズ6年㊤)を科目によっては一通りふれられるようにしました。
春期講習で復習し、4月からで復習し、夏休みでも復習できます。

一昨年の入試までは、受験生が学校を選ぶことができました。
しかし、昨年度の入試は学校が受験生を選んでいます。
どこにも合格できなかった生徒が多く出ていると思います。

意識の低い、ながら受験の成功の確率は低くなりつつあります。
高い意識を持ち、努力の継続をした者に心の底から喜びを味わえる春が訪れるでしょう。
我々は塾生を高い意識をもってサポートしていきたいと考えています。